株の売買を行うために必要となる、証券口座の開設方法について具体的に確認していきましょう。
この記事では、SBI証券の口座開設ページを例として見ていきます。
基本的な流れについては、SBI証券公式サイトの「口座開設の流れ」に記載されています。
口座開設の申し込み
口座開設ページから「口座開設にすすむ」をクリックして「メールアドレスの登録」に進みます。
メールアドレスを入力すると認証コードが送られてくるので、その認証コードを入力すればメールアドレスの登録が完了します。
次に「お客様情報の設定」へと進みます。
ここでは氏名・生年月日・電話番号・住所などの基本情報を入力していきます。
途中、「特定口座」という項目があります。
ここでは「開設する(源泉徴収あり)」を選びましょう。
「開設する(源泉徴収なし)」や「開設しない」を選ぶと、利益が出た場合に自分で確定申告を行う必要が出てきます。
初心者の方は源泉徴収ありの方で特定口座を開設しておきましょう。
先に進むと「NISAの選択」という項目があります。
こちらはあとから申し込むこともできるので、今回は申し込まなくても大丈夫です。
基本情報の入力が終わったら、規約の確認をして「同意する」ボタンを押します。
続いて「口座開設方法の選択」に進みます。
ここでは「ネット」か「郵送」のどちらで口座を開設するか選びます。
「ネット」を選ぶとログインに必要なユーザーネームとパスワードがすぐに発行されます。
書類もデータで提出することができ、最短で翌営業日に取引ができるようになります。
「郵送」を選んだ場合はSBI証券から郵送されてくる書類を受け取ってから返送します。
取引ができるようになるまで10営業日程度の日数がかかります。
本人確認書類の提出
今回は「ネットで口座開設」した場合の方法を見ていきます。
先ほど発行されたユーザーネームとパスワードでログインし、「本人確認書類提出」に進みます。
提出する書類は下記の2パターンです。
1.マイナンバーカードのみ
2.マイナンバー通知カード+運転免許証
1か2どちらかの書類が揃っていて、スマートフォンで撮影することができれば、ネット上で全ての手続きが行えます。
(上記の書類やスマートフォンを持っていない場合は、公式サイトをご参照ください)
書類の撮影の前に本人確認が必要になります。
「自分の顔をその場で撮影」もしくは「銀行と連動させる」のいずれかを選びます。
「自分の顔をその場で撮影」を選んだ場合は、画面の指示に従って顔写真を2カット撮影します。
「銀行と連動させる」を選んだ場合は、銀行側のアカウント情報を入力します。
住信SBIネット銀行と三菱UFJ銀行のみ対応しています。
続いて画面の指示に従い、書類の撮影を行います。
全て完了すると審査が始まります。

審査完了後の取引パスワード設定と初期設定
審査が完了するとSBI証券からメールが届きます。
(筆者の場合は申し込みが完了してから2日後に届きました)
メールに記載されているURLから、取引パスワードの設定を行います。
取引パスワードが設定出来たら、初期設定を行っていきます。
まず「お客様情報を入力」のページが表示されます。
メールアドレスや職業、勤め先の情報などの登録が必要になります。
本人か世帯主が上場企業に勤務している場合は、「インサイダー登録」も行います。
(SBI証券公式サイトの「初回ログイン時の初期設定の流れ」で詳細を確認できます)
次に「振込先金融機関口座登録」へと進みます。
SBI証券の口座から出金するときに振込先として使いたい口座を登録しましょう。
入金するときは登録口座以外も利用できます。
続いて「投資に関するご質問」へと進みます。
ここでは「国内株式手数料プラン選択」という項目が出てきます。
スタンダードプランとアクティブプランの2種類がありますが、現状はあまり違いがなく、いつでも変更可能なのでどちらを選んでも大丈夫です。
また、「配当金受領方法について」という項目が表示される場合がありますが、こちらは「株式数比例配分方式へ変更する」にチェックを入れておくのがおすすめです。
こちらもあとから変更可能です。
その後は自身の資産状況を入力し、アンケートに回答していきます。
最後に「取引口座同時申し込み(与信口座かんたん同時開設)」というページが表示されます。
こちらは全てチェックを外しておいて大丈夫です。
必要になればあとから申し込むこともできるので、よくわからない場合は外しておきましょう。
初期設定が全て終わったら、申し込み完了です!
これで証券口座を利用できるようになります。